「四日市の翔」6年ぶりの帰還 京本政樹さん主演のPR映像第3弾が公開

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【博物館でロケした京本さんら出演者=四日市市提供】

 俳優・京本政樹さん(66)が「四日市の翔」に扮して出演する、四日市市のシティプロモーション映像『必見四日市3~帰ってきた翔』が完成し、YouTubeで公開されている。こだわりの逸品を集めた四日市ブランド「泗水十貨店(しすいじっかてん)」や、都市と自然・歴史・文化の調和をテーマに、市の魅力を発信する内容だ。

「泗水十貨店の商品」=四日市市提供

「必見 四日市」シリーズの歩み
 この映像シリーズは、都市イメージの向上を目的に2018年から始まり、京本さんが監督・音楽・主演を務めている。第1弾では、京本さんが時代劇のキャラクター「名張の翔」や「組紐屋の竜」を模した「四日市の翔」として登場。翌年には第2弾『続・必見四日市』が制作され、四日市市立博物館、水沢のもみじ谷、コンビナートなど市内の名所で撮影が行われた。


四日市への深い思い
 京本さんは2018年、大阪で開催された「ゆるキャラグランプリ」に、四日市市のキャラクター・こにゅうどうくんの応援にサプライズで登場。当時、組織票の報道などで話題となっていたが、市からの依頼ではなく、自らの意思で駆けつけたという。四日市への強い思いが垣間見えるエピソードだ。

第3弾の制作と新たな共演
 第3弾の制作はコロナ禍の影響で延期されていたが、今年7月に撮影が実現。元AKBの福留光帆さんが出演し、京本さんとの初共演が実現した。きっかけはラジオ局での偶然の出会い。福留さんが京本さんに声をかけ、連絡先を伝えたことで出演が決まったという。

博物館の屋上に立つ京本さんと福留さん=四日市市提供


 撮影は塩浜地区などで行われ、地元の人々が見学に訪れ「四日市の翔さん」と声をかける場面も。若い世代からは、京本さんの長男・京本大我さん(SixTONES)を通じて「京本パパ」と呼びかける声もあった。


 観光交流課の中村匡さんは「大我さんとの親子共演が叶えば、さらに幅広い世代に四日市をアピールできる」と期待を寄せる。京本さん自身も「四日市の“四”にちなんで、第4弾を70歳までに制作できれば」と意欲を語っている。

映像に登場するスポット
 今回の映像には、泗水十貨店の商品をはじめ、四郷郷土資料館(西日野)、智積用水(智積町)、四日市市総合体育館(日永東)、円形デッキ(安島)、磯津漁港(塩浜)などが登場。市内の魅力が随所にちりばめられている。
 第3弾の動画は、YouTube(https://www.youtube.com/watch?v=P3Ybn9cHoS4)で公開されている。

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