血圧測定や腸活、アロマテラピーなどで健康を意識、四日市の商店街で「とこわか健活フェスタ」

【四日市羽津医療センターのブースで血圧測定をしてもらう森智広市長=四日市市諏訪栄町】

 「とこわか健活フェスタ2025 in よっかいち」が11月23日、三重県四日市市の近鉄四日市駅前の商店街であり、健康や美容にかかわる事業所などがブースを出した。健康についての無料の相談もでき、商店街全体を楽しみながら健康を意識するきっかけの場にしようとの企画。諏訪太鼓や合唱などのステージもあり、肩の力を抜いて自分のからだと心をふりかえるひとときになった。

 開会式では実行委員長を務める株式会社藤乃森社長で薬剤師の藤戸淳夫さんが、「39もの会社などが集まってくれました。楽しく過ごしてください」とあいさつ。催しを後援した四日市薬剤師会からは「町の薬局が、病気にならない地域づくりの支援をします」などと、病気にならないように暮らす「健活」の大切さが語られた。

開会式であいさつする実行委員長の藤戸淳夫さん

 すわ公園通りには事業所や病院などがブースを並べて、腸活、肝臓機能、青汁などの健康食品、足の健康、ナチュラルケア、アロマテラピー、低糖質スイーツなど様々な角度から健康づくりを発信。諏訪公園近くにはキッチンカーも出店し、バナナジュースやカレーなど、こちらも健康を意識したメニューを用意した。ステージでは共同地区諏訪太鼓(子ども太鼓)や暁高校合唱部の発表などが披露された。

共同地区諏訪太鼓の子どもたち

 JCHO四日市羽津医療センターのブースでは、血圧測定や健康相談がしてもらえ、森智広市長も血圧を測ってもらっていた。同医療センターは県内各地へ巡回健診車を走らせて健康管理活動をしているが、この健診車の老朽化が進み、近く、1台を更新するためにクラウドファンディングで支援を求めることを計画中だという。

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