「頂きあんどーなつ」と名付けたお菓子が完成し、2月19日、三重県菰野町の道の駅菰野ふるさと館で披露の催しが開かれた。鈴鹿山脈の山の頂をめざす登山客はもちろん、それぞれの目標の頂をめざす人に食べてもらいたいと願いを込めた。3月5日の尾高山ハイキング企画で配布、先行販売し、同6日から一般販売を始める。
披露の催しは、菰野町観光協会(奥井益夫会長)などが、新しい菓子を三重県の新名物にしようと、地域の報道各社やインフルエンサーなどに声をかけて開いた。30人余が集まり、開発の意図が説明され、試食もしてもらった。

湯の山温泉や御在所ロープウエイなど観光でも有名な菰野町だが、地元には、それぞれの観光スポットが点在していることへの悩みもあったという。そこで2024年10月、民間企業の知識やノウハウを地域の課題解決に生かす国の制度を活用し、松阪市や大台町に店舗をもつハンバーガーやドーナツなどで人気の「BOUQUET」の統括を務める柿市哲哉さんを「地域活性化起業人」として招いて再考を始めた。
柿市さんは、「湯の花せんべい」で知られる「日の出屋製菓」の千種啓資さん、登山ウエア・ギアの「1212(トゥエルブ・トゥエルブ)」の代表でグラフィックデザイナーの北住尚己さん、老舗和菓子店「岩嶋屋」の柴田啓示さんとタッグを組んで相談、柴田さんの店で扱ってきた「あんどーなつ」をベースに開発した今回の菓子に到達した。
開発にかけた期間は約1年で、この間、大阪・関西万博の会場内で試食してもらうなど磨きをかけてきたという。菰野町の観光テーマを、個々の観光スポットを貫くイメージの「鈴鹿山脈」に置き、身近に感じ、エネルギーをチャージしてほしいという想いを込め、登山のお供にもなる、ほぼ、ひとくちサイズの「頂きあんどーなつ」として完成させた。
味はプレーン、かぶせ茶、ほうじ茶の3種類で、1個230円(税込み)。専用のデザインの袋も用意されている。販売は「道の駅菰野ふるさと館」「日の出屋製菓」「カモシカ商店(オンラインストア)」で扱う。3月5日の「THE HIKE鈴鹿セブンマウンテンズ in 尾高山」(三重県民の森大駐車場集合)で参加者に配布してお披露目もする計画だ。










