システム機工が四日市へ企業版ふるさと納税、スポーツランドの動く恐竜モニュメントに

, ,
【システム機工の中山政志社長と森智広市長=四日市市諏訪町】

 三重県四日市市にも営業所を持つシステム機工株式会社(東京都港区)が企業版ふるさと納税制度を活用して市に寄付をし、3月18日、市からの感謝状を含めた贈呈式があった。子どもたちが遊ぶ四日市スポーツランドにあらたに設置する大型の動く恐竜モニュメントの費用に充てられる。市によると、恐竜は夏休みにはお披露目したいと考えているという。

 贈呈式には、システム機工の中山政志代表取締役社長、取締役営業副本部長で中部営業所長や四日市機材センター長を務める長谷川和正さんが出席。中山社長から寄付の目録が森智広市長に手渡され、森市長からは感謝状が中山社長に贈られた。寄付額は100万円で、四日市市への企業版ふるさと納税での寄付は初めてという。

中山政志社長(右)に感謝状を贈る森智広市長

 中山社長は、「動く恐竜が健全な好奇心のある若い世代を育ててくれることを祈っています」などとあいさつ。森市長は「たくさんの子どもたちが遊ぶ場所が、いっそうにぎやかになることを期待しています」とお礼を述べた。

 市によると、恐竜モニュメントは全長15メートル、高さ4~5メートルのティラノサウルスで、センサーによって頭や顎、目、腕などが動くという。四日市市桜町にある四日市スポーツランドには、設置して30年以上になる3体の恐竜の像があり、尻尾がすべり台になっているなど子どもたちの遊具になってきた。新しい恐竜の設置により、3体はアスレチックコースの中に組み込んで楽しんでもらおうと計画しているという。

動く恐竜モニュメントのイメージ(四日市市提供)

 システム機工は1988年設立で、全国各地で石油タンクやタンカー内貯槽などの洗浄工事や配管工事などを手がけてきたという。コンビナートがある四日市には企業のタンクも多く、各地に必要な機材などを送り出す営業の拠点でもあるという。

 贈呈式のあと、森市長と中山社長らが懇談した。洗浄工事のスケジュールは全国の工場の予定を把握し、ぎっしりと組まれており、米国・イスラエルとイランの衝突によるペルシャ湾の状況によっては、計画通りにならなくなる可能性があり、心配されているといった近況も語られた。

 中山社長は「高齢化などで、私たちの会社に新卒の若い人がなかなか入ってもらえない時代にもなっているので、この恐竜を通して若い子が会社を知ってくれて、将来、うちへ来てくれるとうれしいです」とも話していた。

こんな投稿もあります。