三重県の四日市市議会は9月1日、9月定例月議会が開会し、四日市ドームの改修工事に関する一般会計補正予算案、待機児童の早期解消のための対策費用などを含む一般会計補正予算案、2024年度の一般会計及び特別会計の決算案など26議案を上程した。四日市ドームに関する補正予算案は先議とし、この日のうちに関係委員会で審査、一般質問が始まる8日に採決が行われる見通し。
四日市ドームの補正予算案については、今後の改修工事の進め方を含めた業者選定ができるよう、仕様書を作成する費用といい、補正予算額は110万円。議員説明会や議会の全員協議会などで改修をどう進めるかを市側が重ねて説明したうえで市議会に提案した。
関係委員会での審議もこの日あり、市側が工事の進め方についてあらためて説明。委員からはさびを防ぐ塗装方法、サーキュレーターなど腐食を防ぐ施工について確認や、将来の点検のあり方、概算額を算出した点検から時間が経過し、工事費がさらに上がっている可能性があるのではないかなどについて質問があった。市側は、2月議会にはもう一度、概算額を提示できるのではないかとも回答した。審議のあと、委員会は本会議で可決すべきものと決した。