町を学び、町を知る2日間「こもガク祭」学びと味わいの秋 25、26日開催

【来場を呼び掛ける実行委員】

 菰野町で開かれる体験型イベント「こもガク祭」は、今年で10回目の節目を迎える。今年は10月25(土)、26日(日)に、菰野町体育センター(菰野町福村)をメイン会場とし、町全体で開かれる。ワークショップや工場見学が行われ、飲食物や野菜などの販売もある。体験や見学を通し、自分たちの町を知り、その学びを外に広げ、町を強くしていくことが狙いだ。

和菓子のワークショップ


 イベントは、ものづくりや地域の知恵を体験できるワークショップ「こもガク塾」、モノづくりの現場である工場見学などができる「こもガク見学」、地元の飲食店のおいしいものや、地元の農産物などが買える「こもガク食堂」だ。経営者など様々な分野からゲストを迎え、まちづくりや、地域のこと、菰野のことを色々な切り口からディスカッションする「トークイベント」もある。

TANAKENサービスの棚瀬賢一郎さん


 こもガク塾で人気なのは、獣害防止のためにシカやイノシシを捕獲し、ジビエとして食べる活動をする「TANAKENサービス」の展示だ。鹿の角や弾の薬きょうを使ったキーホルダーなど、狩猟の知恵と工夫が光るグッズが並ぶ。狩猟グッズの展示を行う。

夜間中学のみえ四葉ヶ咲中学校の前田亜弓校長


 今年のトークイベントは、4月に津市に開校した夜間中学「みえ四葉ヶ咲中学校の前田亜弓校長が登壇する。「あたらしい学びの場を考えよう!」をテーマに25日(土)の午前11時から、体育センターで開かれる。26日(日)午後1時からは「菰野の社長が菰野をオモウ」と題しおにぎりの桃太郎の上田耕平代表取締役が登壇する。

おにぎりの桃太郎の上田社長


 実行委員長の柵山咲子さんは「菰野の魅力がギュッと詰まったイベント。ぜひ遊びに来て、菰野について知ってもらいたい」と笑顔で語った。


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