落語家の桂しん華さん初の一人会、名古屋の大須演芸場で、四日市出身

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【名古屋寄席特別企画のチラシから】

 三重県四日市市出身で東京を中心に活動している落語家の桂しん華さんが、11月23日、初めての一人会を名古屋市中区の大須演芸場で開く。「温かな空間がつくれましたら、と思っております」との気持ちを寄せており、多くの人の来場を待っている。

 一人会は「独演会」とも呼ばれ、1人の落語家がメインで高座を務め、一般的に2~4席の落語を披露する。しん華さんは、これを独演会ならぬ「桂しん華勉強会」と称して開く。人を化かそうとした狐が逆に人に化かされる古典落語「王子の狐」などを披露する予定だ。

 公益社団法人落語芸術協会主催の名古屋寄席特別企画で、11月21日の柳亭小痴楽さんの独演会に始まる4人のうちの3人目として、23日午後6時開演の舞台に上がる。入場料は前売り1500円、当日2000円で、ローソンチケットや名古屋市文化振興事業団チケットガイド・ナディアパーク8階、大須おみやげカンパニーなどで扱っている。

 しん華さんによると、shinka.ticket@gmail.comや、ショートメールのみだが、090-8005-9841(成田)でも受け付けるという。また、同じ大須演芸場の11月23日と24日の午前11時と午後2時半開演の芸協らくご名古屋寄席のプログラムにも数組の演者のひとりとして出演するという。

 桂しん華(本名・谷口日麻)さんは、東京の大学に進学して演劇を志すなどし、その後、落語の世界へ入った。2017年に三代目桂伸治門下になり、桂しん乃を名乗った。2021年に二つ目に昇進、「しん華」と改名した。江戸落語の担い手として活動している。

一人会の特別企画のチラシ

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