芸人・吉住さんがドラマで妄想女子に 四日市舞台にイケメン4人と出演 中京テレビ

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【記者のリクエストに笑顔を見せる吉住さん(左)と小泉さん】

 三重県四日市市を舞台にしたスペシャルドラマ「四日市に行ったら人生が180度変わった件」が12月13日(土)と20日(土)の午後4時25分から、中京テレビで放送される。主演は、女性芸人の頂点を決める「THE W」を2020年に制した、ピン芸人・吉住さん。妄想女子とイケメン4人が繰り広げる恋愛コメディだ。

ⓒ中京テレビ

藤原さくらさん主演作に続く魅力発信プロジェクト

 昨年末、四日市市を舞台としたスペシャルドラマ「迷子のわたしは、諦めることもうまくいかない」が同局で放送され、シンガーソングライターの藤原さくらさんが主演を務めた。今年8月には、藤原さんを迎えたトークショーも開かれた。

今年8月の藤原さくらさんが登壇したトークショー

 吉住さん主演のドラマは、前年に続く第2弾。名古屋圏で四日市市の認知度を高め、都市イメージを向上させる魅力発信事業の一環として制作されている。

近鉄四日市駅から吉崎海岸まで 名所が次々登場

 ロケは11月に市内で行われた。吉住さん演じる主人公が四日市観光協会(同市安島)で働く設定で、近鉄四日市駅(同)、四日市市立博物館(同)のプラネタリウム、四日市スポーツランド(同市桜町)、ばんこの里会館(同市陶栄町)、吉崎海岸、市内の飲食店など、四日市の名所がいくつも登場する。

YOU記者が来来憲でのロケに同行

 YOU記者がロケ初日に同行した。ご当地グルメ「四日市とんてき」で知られる「まつもとの来来憲」(同市松本)の店の前に、エキストラが並んでいる時に到着。その列に主演の吉住さんと、観光協会の職員役でボーカルダンスグループ「原因は自分にある。」の小泉光咲さんが加わった。2人のオーラは、他のエキストラと大きく異なっていた。

 吉住さんは普段から恋愛をテーマにしたコントを多く演じているが、ロケ現場でも芸人というより俳優の雰囲気。とんてきを食べる場面でYOU記者がカメラを向けると、2人は笑顔でポーズを決めてくれた。

アラフォー妄想女子 四日市で恋と仕事に大奮闘

 物語は、東京に住んでいた主人公・三上則子(吉住さん)が40歳目前で彼氏に振られ、どん底の状況となるなか、ジョブローテーションで四日市観光協会に配置され、1週間だけ働くことになる所から始まる。脳内が「恋愛妄想お祭り状態」の則子の前に、観光協会に勤務する4人のイケメン(「原因は自分にある。」のメンバー)が登場。則子に、「好きな人と歩きたい街よっかいち」という観光PRの企画の仕事が託される。

 則子は4人のイケメンと市内の名所を訪れ、グルメを味わううちに四日市の魅力を知っていく。どんな観光PRになるのか、則子の妄想が現実になるかがドラマの見どころだ。

ジャック広告で名古屋圏に四日市旋風

デジタルサイネージの画像 ⓒ中京テレビ

 名古屋圏に住む人々にドラマや四日市の魅力を発信するため、12月8日から来年1月末にかけて、JR名古屋駅のデジタルサイネージや名古屋市営地下鉄名城線、近鉄名古屋線の吊り下げ広告をジャックする。また、四日市市のふれあいモールのデジタルサイネージでもアピールする。

デジタルサイネージの画像 ⓒ中京テレビ

TVerやU-NEXTなどでも視聴可

 ドラマは地上波のほか、TVer、Locipo、YouTube、U-NEXTで配信され、放送日以降でも視聴が可能。吉住さんの妄想とイケメンの演技を楽しみながら、四日市の魅力を味わってみては。中京テレビの公式サイトhttps://www.ctv.co.jp/yokkaichi180/?source=yokmagで情報発信している。

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