中道の岡田克也さん三重3区で落選、自民の歴史的圧勝が常勝政治家も直撃

,
【雪が残る9日朝のポスター掲示板。三重3区では自民の石原正敬さんが当選した=四日市市内】

 自民党の圧勝となった衆院選で、四日市市北部を含む三重3区で岡田克也さん(72)が敗れた。当選12回で、外務大臣、副総理、立憲民主党幹事長などの要職を歴任してきた重鎮だが、比例代表との重複立候補をしていないため、議席を失った。

 今回の選挙では、自民の歴史的な勝利が各地で中道の候補者を直撃し、安住淳共同幹事長のほか、自民党幹事長や旧民主党代表も務めた小沢一郎さん、元官房長官や立憲民主党代表などを務めた枝野幸男さんらの実力者たちも相次いで小選挙区で敗退した。

 岡田さんは東海3県での最多得票を果たしたことがあるなど、これまでの選挙では、投票締め切りと同時に各報道機関が当選を報じるなど常勝政治家だった。今回は様相が一変し、2月9日に日付が変わってからの勝敗決着となった。選挙事務所に集まった支持者に向かって「申し訳ございませんでした」と頭を下げた。

 岡田さんは「ネットを見ている人の支持が低かったとの報道もあった」と敗因について触れたが、これは、昨年の国会で、高市早苗首相から台湾有事についての答弁を引き出したことが、ネット上の一部では岡田さんを批判する意見などが流れる結果になったことを指したとみられている。

 一方、岡田さんは「多くの仲間を失ってしまった。若い人材を失ったことは残念」などとも述べ、「彼らを育てていく」ために努力したいとの今後へ向けた決意も口にした。

 四日市市関係では、市南部を含む三重2区でも中道の下野幸助さんが敗れ、三重県内の小選挙区はすべてが自民の議席になった。

こんな投稿もあります。