今議会での関連議案上程は難しい、くすの木パーキング取得で四日市の森智広市長

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【定例記者会見でくすの木パーキングについて話す森智広市長=四日市市役所】

 三重県四日市市の森智広市長は3月10日の定例記者会見で、昨年9月の大雨で浸水した地下駐車場「くすの木パーキング」の施設を取得することについて、「思っていたよりも時間がかかりそうな状況で、今議会での取得関連議案の上程は難しい」との見通しを述べた。

 森市長は昨年12月23日の定例記者会見で、くすの木パーキングの管理運営会社ディア四日市が破産手続き開始を申し立てたことを受け、破産管財人が決まり次第すぐに交渉に入り、「早ければ2月定例月議会に取得関連議案を上程したい」との意向を示していた。

 津地裁四日市支部は今年2月下旬、破産手続き開始を決定し、破産管財人の弁護士も選任されたが、財産調査を進めることや、6月に債権者集会を開くなどの計画があり、市は、こうした動きと並行して破産管財人と施設買い取りの交渉をしていくことになる。森市長は「できるだけ速やかに施設を取得し、再建していきたい気持ちに変化はない」と意欲を述べつつも、法的な手続きの進行もあり、当初の想定より時間がかかりそうだとの現状認識を明かした。

 森市長は、国直轄事業のバスタの工事にもかかわるため、国との連携はしっかりやっていくと述べた。現時点でくすの木パーキングの必要性をどのように考えているかとの質問には、「1日平均900台の利用があった駐車場なだけに、閉鎖の影響で周辺の駐車場がひっ迫している。重要な都市機能であると思っている」と話した。

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