三重県四日市市の坂部が丘団地に大型遊具やボールゾーン、トイレなどを備えた新しい公園が整備され、3月13日から使えるようになった。団地内の賃貸住宅跡地を活用し、半面、利用される機会が少なくなっていたという周辺の小さな公園を再編した。
市によると、坂部が丘団地は造成から50年以上が経過し、点在する小さな公園では遊んでいる子の姿をあまり見なくなった場所もあったという。そこで、地域の要望も聞きながら、公園を中心にしたまちの活性化を図り、子育て世帯の定住を進めようと考えた。こうした団地再生の方法は県内初の取り組みでもあるという。
団地内には7つの公園があり、このうち平均1000平方メートル余の3つの公園を廃止し、1つを縮小して再編した。新しい公園は公益財団法人四日市市文化まちづくり財団が所有、運営していた賃貸住宅の跡地に約5700平方メートルの広さで完成。差し引きで公園の面積は約400平方メートル増えたという。新公園の工事費は2023~2025の3年度で約2億1700万円をかけた。

新しい公園は多世代が利用できるよう、グラウンドゴルフなどができる「広場ゾーン」、幼児が遊べる「遊具ゾーン」、児童が遊べる「ボールゾーン」などがあり、小さな公園では整備が難しいトイレも設置している。
公園の遊具も、子どもだけでなく、お年寄りが気軽な体力づくりに活用できるものを備えたという。ボールゾーンは、最近では公園では危険とキャッチボールも敬遠されがちだが、ネット囲いなども備え、安全に遊べるようになっている。(記事中写真は四日市市提供)









