市のがん検診始まる 対象年齢が拡大

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 早期発見・早期治療で守れる命――。四日市市の2019年度がん検診が始まった。今年度は、乳がん検診のマンモグラフィを医療機関で受診できる年齢層が拡大された。市健康づくり課では「受診しやすくなったので、この機会を利用してほしい」と呼び掛けている。【2019がん検診を知らせるポスターと冊子】

 乳がん検診の対象は女性のみで、バスによる地区巡回の集団検診は、20歳から39歳まではエコー(乳房超音波検査)、40歳以上はエコーかマンモグラフィ(乳房X線検査)のどちらかを選ぶ。

 医療機関で受ける個別検診(マンモグラフィ)の対象者は、40、50、60代で、2019年4月1日時点で偶数年齢の人。60代は今年度から新たに対象となった。

 他のがん検診の対象は、子宮頸(けい)がんは20歳以上の女性、胃がん、大腸がん、肺がん、結核は40歳以上の男女。いずれも集団検診と個別検診があるが、どちらか一方を選択する。

 各検診の検査内容や日程、会場、受診料、申込締切日などは、市が全戸配布している冊子「2019がん検診のお知らせ」や市ホームページ(http://www.city.yokkaichi.lg.jp/)で確認できる。

 申し込みは同課や地区市民センター(中部を除く)などの窓口で受け付ける他、郵送(〒510‐8601四日市市諏訪町1の5)、ファクス(059・353・6385)で同課成人健診係宛てに送付する。市ホームページ内の検診ウェブ申し込みサイト(https://www.city.yokkaichi.mie.jp/kenshin/index.html)も利用できる。実施期間は2020年1月末までだが、日ごとに定員があるため、同課では早めの申し込みを勧めている。

 問い合わせは同課TEL059・354・8282へ。

【2019年7月13日発行 YOUよっかいち第166号】