職員による政策提案 新たな発想を発表

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 四日市市は職員の自由で新たな発想を政策に生かそうと、「職員による政策提案制度」を実施している。今年も、4月上旬から5月上旬に事業提案を募集、5月末にプレゼンテーション審査をし、6月上旬に4つの提案を選考。具体的な事業案の作成に向けた調査や検討に、提案が選ばれた職員らは取り組んでいた。最終成果発表会が10月16日、四日市市役所6階本部員会議室で開かれた。【スクリーンに映し出された資料に合わせ、プレゼンテーションをする職員=四日市市役所で】

 部署関係なく結成された4チームは、それぞれが趣向を凝らした発表をした。提案内容は「eスポーツ政策~みんなが集まるe(いい)まち四日市~」、「よっかいち高校生ボランティアコンテストの開催」、「子育てするなら四日市+おんがくことはじめ」、「四日市 ヘルス・リンク ~デジタルヘルス・イノベーション~」で、それぞれの発表の後には、審査員の森智広市長らが、内容に対する質問をした。

 4つの提案発表の終了後は審査へ。結果は「子育てするなら四日市+おんがくことはじめ」が優れた提案に選ばれ、森市長は講評の中で「あたたかいプレゼンでした。他の部局と連携してほしいとおう期待が持てる内容でした」などと話していた。

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