伊勢の海題材にした作品展示 平田耕一さんが初の個展

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 四日市市出身で、元国会議員の平田耕一さん(71)が12月1、2日の2日間、四日市市安島の都ホテル四日市3階金扇の間で、絵画の個展を開いた。5年ほど前から、油彩画に取り組むようになり、今回は初の個展。会場には10号から50号サイズの作品15点が展示され、来場者はさまざまな伊勢湾の光景に見入っていた。【作品「的矢湾の夜明け」と平田さん=四日市市安島の都ホテル四日市で】

 趣味の釣りに出掛ける中で、約5年前に「ふと、私のふるさとは伊勢の海である」と強く感じたという平田さん。「全く絵心がなかった」というものの、絵画サークルに活動し、油彩画で作品作りに励むようになった。

 「季節や時間、見るときによって、さまざまな光景があるのが海の魅力。行ってみて、作品の題材が見つかります」と話す。個展では「的矢湾の夜明け」、「富洲原沖の夜明け」「ある日の四日市港」など15点や、絵画サークルのメンバーの作品も展示された。

 平田さんは「海を見ていると本当にさまざまな光景に出会います。どんな光景が目の前に現れるか楽しみ、描きたいと思う光景を作品にしていきたいですね」と話していた。

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