昔ながらの餅つき 1月19日竈の家で

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 かまどの火で蒸し、きねとうすでついた昔ながらの餅つきを、一緒に楽しみませんか――。明治末期に建てられた古民家を利用した、四日市市釆女町のまちかど博物館「暮らしを楽しむ竈(かまど)の家」で1月19日(日)に「旧暦年忘れ もちつき大会」が開かれる。【昨年のもちつき大会の様子(同博物館提供)】

 大正末期から昭和初期に造られたレンガ製のかまどを備え、マルシェなどで地域の交流の場となっている同博物館では、慌ただしい年末ではなく、旧暦の年の暮れにゆっくりと新年の訪れを祝おうと、12年ほど前から毎年イベントを開いている。

 当日は午前9時から、10キロのもち米を参加者がきねとうすでつき、できたての餅を黄な粉や大根おろし、カレー、小豆あんなどさまざまな味で楽しむ。昨年は在日のトルコ、ドミニカ、フィリピン人らも参加し、めったに見られない日本の行事を楽しんだ。

 参加費は500円(小学生以下300円)で、なるべく食器を持参(貸し出しは1人50円)。夕刻まで開催予定だが、餅は無くなり次第終了。餅つきを体験したい人は正午ごろまでに来場する。

 問い合わせ、申し込みは同博物館の古市さんTEL090-2181-3824まで。

(2020年1月11日発行 YOUよっかいち第177号掲載)