高齢者交通安全アドバイス事業所を指定 三重県警

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 三重県警は1月20日、高齢者の交通事故防止策へ連携して取り組むことを目的に進めている「高齢者交通安全アドバイス事業所」に、四日市市の三井住友海上火災保険株式会社三重支店と三重MSAを指定した。指定式が四日市市鵜の森にある同支店であり、三重県警本部交通部の伊藤正孝部長が指定書を各事業所の代表者へ手渡した。【指定書を手にする内田支店長(左)と、三重県警交通部伊藤部長、三重MSAの葛原会長=四日市市鵜の森で】

 式には同社の社員ら約30人が出席。伊藤部長は「業務中にお話をされるお客様、特に高齢者の方に対し、交通事故防止のワンポイントアドバイスをしていただければと思っております」などとあいさつ。三井住友海上火災保険株式会社三重支店の内田正紀支店長と、三重MSAの葛原宏史会長へ指定書が伊藤部長から手渡された。 

 三重県警では一昨年11月に3事業所、今月1月14日には4事業を指定。今後も協力を呼び掛けていく。発表によると県内では昨年交通死亡事故は74件発生し、75人が亡くなり、そのうち、65歳以上が42人だったという。