「すわねこハウス」が完成 里親会の新会場に

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 諏訪神社(四日市市諏訪栄町)に程近い表参道スワマエ商店街入り口の空き店舗を、猫の保護団体「四日市にゃんこレスキュー愛の手」(田口恵子代表)が改装し、定期的に里親会が開ける会場を完成させた。「すわねこハウス」と名付けられ、開催日にはショーウインドー越しに猫が遊ぶ姿が見られるよう改装も施されている。【新しい里親会場=四日市市諏訪栄町で】

 従来は市内の事務所を借りて里親会を月2回開き、2年半で200匹以上を譲渡に導いてきたが、昨年末で使用できなくなり、「このままでは新しい家族を探すための場が無くなってしまう」と継続の危機に直面。それまで倉庫として借りていた、閉店して10年ほど経つ元呉服店の空き店舗の持ち主に相談を持ち掛けたところ、「猫のためなら」と改修を快諾してもらった。

 建物の老朽化はひどく、電気設備やシャッターなどの工事には多額の費用がかかることが分かったが、クラウドファンディングで改修資金を募り、66万4千円が集めることに成功した。メンバーは年末年始返上で床張りや内壁塗装を施し、ケージを置く台も手作り。ショーウインドーを利用して「ねこ部屋」を、棚を再利用して猫が遊ぶアスレチックなどもしつらえた。

 1月には新会場での初の里親会を終え、2月9日には33人が来場、5匹のトライアルが決まった。商店街の人たちも「奇麗になったね。頑張って」と応援してくれているそうで、メンバーの大平あけみさん(61)は「今後は猫についての講習会や、他の団体による譲渡会場としても活用してもらい、1匹でも多くの幸せな縁をつなげたら」と話した。

 次回の里親会は2月23日(日)午前11時から午後2時まで。 問い合わせは田口代表TEL080-3632-9586へ。

(2020年2月22日発行 YOUよっかいち第180号掲載)