地球を約4周分稼働 エスカレーター前に撮影スポット

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2月末で閉館スターアイランド

 近鉄四日市駅前の商業ビル「スターアイランド」が2020年2月末で閉館する。館内にある「1200型 スパイラルエスカレーター」の前には、「お疲れ様」と「ありがとう」の気持ちを込めたフォトブースが設置されている。【エスカレーター前に設置されたフォトスポット=四日市市諏訪栄町で】

 フォトブースの横に設置されている解説によると、エスカレーターは三菱電機製で1988年に設置。高さは5.4メートルで、1時間当たり6,300人という輸送能力。輸送速度は毎時25メートルでエスカレーターのステップ数は81個で、納入台数は国内外含めて111台だという。現在は国内では32台が稼働しているという。

 スターアイランドは、1988年11月にオープン。「1200型 スパイラルエスカレーター」の稼働距離は、これまでに約16万2000キロメートル、地球を約4周する計算だという。フォトスポットには「スパイラルエスカレーター、31年間お疲れさまでした‼」のメッセージが添えられている。