明和町在住の20代と50代男性が陽性反応 新型コロナウイルス感染症県内14、15例目

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 三重県は4月9日、多気郡明和町に住む20代と50代の男性会社員2人が、新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。これまでの県内の感染者は15人となった。

 発表によると、2人は家族で、50代の男性が4月3日に、同5日に20代の男性がPCR検査を受け、二人とも陽性反応が出たという。

 50代の男性は、3日夕方に38.8度の発熱があり、翌4日に医療機関を受診しインフルエンザは陰性。同7日にも発熱が継続し、味覚、嗅覚障害があったという。再度医療機関を受診し、医療機関から「帰国者・接触者相談センター」に相談があり、帰国者・接触者外来である別の医療機関を受診。疑似症として発生届が提出され、医療機関Bにおいて、PCR検査のため検体を採取。同8日にPCR検査を実施、9日に陽性が確認され、現在、県内の感染症指定医療機関に入院調整中で37.5度の発熱、せき、頭痛は継続し、味覚、嗅覚障害は軽減しているという。

 行動歴としては、3月27日から31日に、東京都から帰省した親族と接触。4月3日まで出勤、仕事上、首都圏の人との関わりがあるそうで、基本的にマスクを着用していて、症状出現後は、公共交通機関の利用はないという。

 20代の男性は、4月5日は倦怠感、味覚、嗅覚障害あり、医療機関を受診したが、風邪と診断された。6日は、症状継続し、夕方には38.8度の発熱と、頭痛の症状があった。7日には、別の医療機関を受診し、「帰国者・接触者相談センター」に相談がいき受診を調整、帰国者・接触者外来(別の医療機関で疑似症として発生届が提出され、PCR検査のため検体を採取。8日にPCR検査を実施し、9日に陽性が確認された。現在、県内の感染症指定医療機関に入院調整中で、軽症から中等症で倦怠感、味覚、嗅覚障害あるという。

 行動歴は50代の男性と同様に、3月27日から31日に東京都から帰省した親族の方と接触、4月6日まで出勤し、基本的にマスクを着用しており、症状出現後、公共交通機関の利用はないという。

 三重県では、濃厚接触者については保健所が調査し、PCR検査を実施するとともに、健康観察を行っていくという。

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