感染防止対策の徹底と情報発信を 対策促進協議会が発足

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新型コロナウイルスの感染防止策の徹底に力を入れ、安心して飲食店に来てもらおうと、四日市市内の団体らはこのほど、「四日市飲食店等新型コロナウイルス感染症対策促進協議会」を発足した。今後は情報発信や啓発などに力を入れていくという。【のぼり旗を持って啓発をする協議会の構成団体の関係者ら=四日市市諏訪栄町で】

 構成団体は四日市商工会議所、楠町商工会、四日市商店連合会、四日市観光協会、四日市一番街商店街振興組合、四日市諏訪商店振興組合、四日市諏訪西商店街振興組合、四日市本町通り商店街振興組合、四日市市で、8月18日に発足。各団体の会員に、三重県の感染防止チェックリストの周知や補助金などの情報発信を実施、感染防止対策の徹底を促進する。また、ホームページでは、飲食店がどのような対策に取り組んでいるかを掲載し、安心して飲食店に来てもらえるよう情報を載せていくという。

 同協議会では、感染防止対策を啓発するのぼり旗を2種類作製。各団体の関係者が9月8日、四日市市諏訪栄町の公園前通りで報道関係者に対し、四日市のマスコットキャラクター「こにゅどうくん」のイラストと、「みんなでめざそう コロナ禍スタイル」と「みんなで対策 コロナに負けるな商店街」のメッセージが書かれたのぼり旗を披露した。

 四日市市の森智広市長は「市民の方に安心を与えるために飲食店が感染防止対策をしているということを発信していくことは地道な取り組みになりますが、元気な四日市を取り戻す一歩になれば」などと話していた。