20代女性と女子中学生が新型コロナ感染 四日市市

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 四日市市は10月12日、市内に住む介護施設職員の20代女性と女子中学生の2人が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。2人はクラスターの発生が確認された市内の通所型介護施設の職員、またはその家族で、市内の感染者は延べ107人、県内の感染者は延べ540人となった。

 発表によると、20代の女性はクラスターが確認されている市内の通所型介護施設の職員で、同30日にはPCR検査が陰性だったが、健康観察期間中の10月8日に鼻汁や咽頭痛、頭痛などが出現。症状が続くため、検査をしたところ陽性が確認された。現時点で濃厚接触者は家族1人。最終出勤日は9月28日で、9月29日以降は医療機関受診以外は外出しておらず、日常的にマスクを着用していた。また、外出時は自家用車を利用していた。現在は県内の医療機関へ入院している。

 女子中学生は感染が確認された通所型介護施設職員の30代女性の娘で、濃厚接触者として受けた10月2日のPCR検査では陰性だったが、同8日に37.1度の微熱や筋肉痛、悪寒が出現。9日は一旦解熱したものの、夜間に38度以上の発熱があるなどし、10日に検体を採取。陽性が確認され、現在は鼻閉、咽頭痛のみ継続し、県内の医療機関に入院している。最終登校は9月28日で、親族宅に宿泊。9月29日以降は医療機関受診以外は外出せず、日常的にマスクを着用していた。公共交通機関の利用はなく、現時点で親族3人が濃厚接触者に特定されているという。

 同施設の新型コロナの感染者は、10月11日時点で、職員4人、利用者11人の感染が確認されていた。

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