四日市市で特別支援学校教諭ら3人感染 伊賀市でも1人

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 三重県と四日市市は10月17日、四日市市の男女3人と伊賀市の70代会社役員男性の計4人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。県内事例は延べ549人で、伊賀市の男性は検査を行った東京都の発表事例として数えられるという。

 四日市市では40代女性と70代男性2人が感染。市保健所保健予防課によると、40代女性は県立杉の子特別支援学校石薬師分校(鈴鹿市)の教諭で、管轄する保健所が同校内の接触者調査を進めている。濃厚接触者は同居家族4人が特定されている。

 70代のうち、会社役員男性は主に名古屋市勤務。無職男性は13日に陽性が判明した60代女性の夫。感染が確認された親族の濃厚接触者として過去に2回PCR検査を実施し陰性だったが、3回目で陽性が判明した。

 県薬務感染症対策課によると、伊賀市の男性は県内の製造業の会社に勤務しており、都内の医療機関に郵送による検査を申し込み、16日に陽性が判明。同日、県内の医療機関に入院した。10日に微熱の症状が出るまでの約2週間で東京、石川、岐阜、茨城、沖縄などの各都県を出張で訪れていた。同居家族1人が濃厚接触者として特定されている。

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