地元産野菜の直売活動支援 北伊勢上野信金が営業店駐車場を販売場所に活用

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   北伊勢上野信用金庫(本店四日市市安島、南部和典理事長)はこのほど、四日市市内にある同金庫の駐車場を活用し、地元の生産者である「ぼくそんふぁーむ」が取り組む地元水沢産野菜の直売活動の支援を始めた。同金庫の担当者は「当金庫の取り組みが地域の地産地消ネットワークとして、少しでも広がっていけば」と期待を寄せている。【販売初日に野菜を買いに来た人たち=四日市市安島の北伊勢上野信用金庫本店で】

 同金庫の来店者・利用者へ産地直送販売をPRすることで、地元水沢産の有機栽培によるこだわり野菜の魅力を広く知ってもらい、地方創生につながる活力ある地域、まちづくりの取り組みとして協力することを目的として、四日市市内の支店駐車場を販売場所として提供。夏ごろに開始の予定だったが、野菜の生育状況などから11月開始となった。初日となった11月10日は同市富州原町の富田支店、本店営業部で実施された。

 次回は11月17日(火)午前9時半から同11時に高花平支店、午後12時半から同2時は本店営業部で販売予定。実施店舗や予定は同金庫のホームページでも見ることが出来る。また、ぼくそんふぁーむの野菜販売は四日市市末永町の「オリンピアスポーツクラブ」でも毎週土曜の午前11時から午後1時半にも実施されている。

 同ふぁーむは、「農山村地域の活性化と資源循環型社会の形成を実現させたい」と、同市水沢町の耕作放棄地などを活用し、農業集落排水施設の汚泥バイオマスを利用した有機農業に取り組む。汚泥を焼却処分せず、有用なバイオマス資源として農地利用することで焼却時に排出される二酸化炭素を削減し、地球温暖化対策に貢献しようという目的がある。保有するバチルス属細菌の効能を活用し、太陽熱養生処理を施すことで土壌中の微生物の多様化、団粒構造化を促進するなど、土壌中の微生物とうまく付き合うことで有機農法と軽減農薬栽培を可能にしている。

 三重大学との共同研究を通じ、6次産業化プロジェクトに取り組む「ぼくそんふぁーむ」。有機野菜の地産地消を広く知らせ促進する取り組みに、同金庫が賛同した。