三重県内26人の感染確認、1人死亡 大学生食事会でクラスター

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 三重県は4月2日、県内26人(四日市発表分7人含む)の新型コロナウイルス感染が確認され、70代の患者1人(性別非公表)が死亡したと発表した。県内の大学生らによる3月下旬の3回の食事会で発生した陽性者は計13人となり、県内49例目のクラスター(感染者集団)に認定された。県内の感染者は延べ2803人、死者は71人となった。

 発表によると、新たにクラスター認定された大学生らの食事会は、3月23、26、27日に県内の飲食店や陽性者の自宅を会場に7、8人規模で行われ、重複参加者もいた。この日判明した2人は津市の20代の男子学生と女子学生で、3月27日の食事会に参加。県では引き続き、陽性者の接触者調査を進めている。

 津市では、31日に感染が確認された20代男性(会社員)の職場関係者への接触者調査では、新たに同僚の20代男性3人が検査で陽性と判明。28日に感染が確認された40代女性の同居家族2人(40代会社員男性、10代女子高校生)も感染が確認された。20代女性(看護師)は30日に受けた検査では陰性だったが、1日に再度受けた検査で陽性となった

 クラスターが発生した食事会に参加し感染が確認された津市の20代男子学生の友人で、川越町に住む20代女性(看護師)も感染が確認されたが、直近の勤務歴は無く、接触者はいないとみられる。桑名市では、消防職員の30代男性の感染が判明し、職場同僚7人が濃厚接触者となっている。

 伊賀市の20代女性(教職員)は、感染が確認されている津市の20代男子学生の友人。濃厚接触者として検査を受けた3月31日には38度台の発熱や頭痛などの症状があった。伊賀市教育委員会によれば、4月1日から伊賀市内の小学校に勤務予定だったが、出勤していないため濃厚接触者はいないという。また、3月下旬に出張などで県外訪問歴のある30代男性(会社員)は無症状だが、職場の指示で検査を受け、陽性と判明した。

 また、3月下旬に新型コロナ感染が確認された人のうち男女7人が、県保健環境研究所や民間検査機関での検査の結果、変異型ウイルスへの感染が判明。併せて、3月26日に公表された変異型ウイルス感染者11人は、ゲノム解析の結果、いずれもこれまでと同じ英国型と確認された。