三重県内49人感染 クラスター3例認定 1人死亡 新型コロナ

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 三重県は5月1日、10歳未満から80代の計49人(四日市市発表含む)の新型コロナウイルス感染が判明し、入院していた80代男性1人が死亡したと発表した。県内の感染者数は延べ3814人、死者は82人となった。

 発表によると、49人の市町別内訳は、四日市市20人、津市12人、鈴鹿市5人、松阪市4人、桑名市2人、伊賀市・名張市・いなべ市・亀山市・鳥羽市・朝日町で各1人。重症者の病床使用率は53床中11床使用で20・8%。

 県はこの日、松阪市内の飲食店、四日市大学硬式野球部、四日市市内の飲食店の3つで新たにクラスター(感染者集団)が発生したと認定。松阪市内の飲食店では店舗関係者2人の感染が既に判明していたが、新たに来店者ら6人の感染がわかり、陽性者は計8人となった。同部では学生6人、四日市市内の飲食店では店舗関係者ら9人の感染が既に判明していた。

 伊賀市では40代会社員男性が感染。21日から27日まで県外への出張歴があった。名張市では60代介護施設職員女性が感染。13日に陽性が判明した男性の同居家族で、28日から発熱などの症状があった。

 津市では、市立久居東中学校に通う10代女子生徒の感染が判明した。

 4月中旬と下旬に判明していた感染者のうち、男女5人が変異株の感染だったことも確認された。変異株感染は計482人となった。