四日市18人感染 放課後児童クラブをクラスター認定へ

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 四日市市は5月18日、市内に住む10歳未満から80代の男女18人の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。市内の感染者は延べ930人、三重県内の感染者は延べ4508人となった。

 発表によると、50代と60代の女性と10歳未満の小学生男女の計4人は民間が運営する市内の放課後児童クラブの職員と利用する児童。このクラブでは15日に女性職員、16日に女児の陽性が判明しており、感染者が計6人となることから県がクラスター(感染者集団)に認定するとみられる。これまでに児童46人、職員5人の検査を実施したが、さらに対象を広げるという。

 県内の大学に通う10代女子大学生は家族、友人、アルバイト関係者計16人が接触者調査で特定されている他、大学関係者の調査が進められている。

 この日発表した18人のうち、7人が家庭内で感染が広がったケースだった。

 同市の5月12日から同18日までの感染者数の状況は、前週比増加率148%、人口10万人当たりの新規陽性者数は31・9人で、国の定める指標では「ステージⅣ(感染爆発段階)」となっている。