【希望の星】 高校ラグビー日本代表に王手

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朝明高校 北川叶羽君

 身長189センチ体重100キロの恵まれた体格を持つ県立朝明高校ラグビー部3年の北川叶羽君(17)は、来年3月に編成される2021年度高校ラグビー日本代表候補75人の一人。年末の全国高校ラグビー大会ベスト16入りと、世界の舞台での活躍を目指し、闘志を燃やしている。

 四日市市立中部中学時代は柔道部に所属。高校入学後、友人の誘いでラグビー部に入部したものの、ルールも知らない、ワールドカップも見たことがない全くの初心者。既に身長が180センチあり十分な体格だったが、迫力のあるプレーに怖気づくこともあった。それでも「やるからには行けるとこまでいく」と飛び込み、2年生でレギュラー入りした。

 ポジションはフォワードのロック。ラインアウトの際は、ジャンプして4㍍の高さでボールを奪い合う役割で、プレー中に形成される密集集団のモールの際は、体ごと相手を押し倒す。自身の強みは「体格とジャンプ」と話し、今後は攻めの姿勢でボールのキャリー回数を増やすことを課題としている。昨年の10月、内側靱帯損傷のけがを負い1カ月ほど練習できなかったが12月に代表候補に選ばれた。

 憧れの選手は、2019年の日本代表のロックでニュージーランド出身のトンプソンルーク選手。「華やかなプレーと、他の選手を支える泥臭さも感じる下働き的なプレーをする選手」と尊敬している。

 副主将とフォワードリーダーを務めるが器用なタイプではなく、積極的なコミュニケーションを意識し、チームをまとめる責任に向かい合う。卒業後は強豪の関西の大学に進学予定で、「一日一日を大切にし、高校生として今できることを精一杯頑張りたい」と語った。

(2021年6月12日発行 YOUよっかいち第196号掲載)