狙うは高校バスケの頂点 四日市メリノール学院 塚松奎太君

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 自分が通う高校をバスケで有名に――。四日市メリノール学院高校(四日市市平尾町)バスケットボール部1年の塚松奎太君(15)は、同学院中学時代に全国大会などで活躍。今秋開催予定のとこわか国体の三重代表に選ばれ、闘志を燃やしている。【シュート練習に励む塚松君=四日市市平尾町で】

 小学4年生の時、友達に誘われ富田ミニバスケットボールクラブに入団、身長が160センチあり、すぐに頭角を現した。6年時には全国大会に出場、県の強化選手に選出。同中の男子バスケ部の創部に合わせ、全国で活躍できる選手になりたいと進学した。

 中学入学前は、ゴール下で仲間のボールを受けシュートするプレースタイルだったが他校の背の高い選手が積極的に動いているのを見てボール運びの必要性を痛感。ドリブルやパスのスキルを磨きオフェンスの強化を図った。2年で全国大会の出場権も得たがコロナ禍で中止に。力を発揮する場を失った悔しさを強く感じた。

 昨年12月、全国の学校、クラブチームが出場し、真の中学日本一を決めるともいわれる「ジュニア ウインターカップ」に出場。1試合で36点取る活躍を見せた。

 強豪高校からの誘いもあったが、「楽しくプレーできる環境を与えてくれた学校に、全国優勝などの恩返しができなかった」と思った。同学院高校に男子バスケ部を創部することもあり「メリノールをバスケで有名にしたい」と内部進学を決めた。

 5月の県高校総体は1年生だけでベスト8に。「パワープレーが強みだと思っていたが、それだけで足りずベスト4を逃した。テクニックを身に付けるのが課題」と語った。 

 現在身長は178センチでがっしりとした体格に成長。国体の練習に参加し、他高校の選手に刺激を受けている。「高校バスケの頂点を狙い、将来はNBAでプレーしたい」と熱い思いを語った。

(2021年7月10日発行 YOUよっかいち第197号掲載)