男女3人が新型コロナに感染 四日市市

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 四日市市は7月20日、市内に住む男女3人が、新型コロナに感染していることが新たに判明したと発表した。市内の感染者は延べ1188人、三重県内は延べ5476人となっている。

 発表によると、三重県内の専門学校に通う20代男性は7月18日、発熱やのどの痛み、おう吐や頭痛、全身倦怠感、関節筋肉痛などの症状が出現。同19日に医療機関を受診し検体を採取し、検査の結果、感染が確認された。男性は県内で食品製造のアルバイトをしていて、同居人4人が濃厚接触者に特定。アルバイト先は現在、調査が進められている。

 40代の食品配送業のパート従業員女性は7月13日、微熱や頭痛、全身倦怠感などがあり、市販されている検査キットを利用したところ、陽性反応が出たため、保健所に相談した。医療機関で検査をし、感染が確認された。女性の家族8人が濃厚接触者に特定されている。また、7月11、18日には、知人の40代男性が自宅を訪問して、濃厚接触者として男性に検査をした結果、感染が確認された。男性は県内の建設業で働いていて、職場関係の接触者調査が進められている。

 同市内の感染状況は7月14日から同20日の1週間で20人、前週比増加率は182パーセント、人口10万人当たりの感染者数は6・5人となっている。