聖火リレートーチを寄贈 四日市ライオンズクラブ 市総合体育館へ展示

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   四日市ライオンズクラブ(髙井大輔会長)は、東京2020オリンピック聖火リレーで使用されたトーチを四日市市へ寄贈した。同市は10月27日、市役所で感謝状の贈呈式をし、森智広市長が同クラブの髙井会長からトーチを受け取った。【森市長にトーチを手渡す髙井会長(右)=四日市市役所で】

 同クラブでは、東京2020オリンピックや開催中止となった三重国体に関連し、「何か貢献できないか」と考えていた。国体の競技会場となる中央緑地や市総合体育館でトリックアートをして来場者に写真を撮ってもらい、思い出にしてもらおうなどの計画もあったが断念。四日市市で今年4月7日に聖火リレーがあったこと、「市民の方に聖火リレーが四日市であったことを思い出として残してほしい」などの理由から、オリンピックの組織委員会から聖火リレーで使用されたトーチを購入。市へ寄贈することとした。

 トーチを髙井会長から受け取った森市長は「貴重で素晴らしいものをありがとうございます」と話し、市からは感謝状が贈られた。トーチは市総合体育館(四日市市日永東)に展示される予定だといい、髙井会長は「聖火リレーを見に行けなかった方にもご覧いただければ」と笑顔で話していた。

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