三重県内2人目のオミクロン株感染確認 県外勤務の40代男性

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「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 三重県は1月3日、12月下旬に新型コロナウイルス感染が判明した県内在住の40代男性について、ゲノム解析の結果、変異株「オミクロン株」への感染が確認されたと発表した。県内のオミクロン株感染者は、同月29日に発表された四日市市の患者に続き2人目となった。【新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)】

 発表によると、男性は勤務先の県外で新型コロナ感染者と接触があり、検査で陽性が確認されていた。海外渡航歴は無く、発症当初は軽症で、現在は無症状だが、県内の医療機関に入院している。12月25日に食事をともにした家族・親族計13人が濃厚接触者として特定され、12人は陰性が確認されたが、1人は陽性とわかり、県ではオミクロン株かどうかゲノム解析で調べている。

 また、3日に県内で新たな新型コロナウイルス感染者は確認されなかった。新規感染者0人は3日ぶりで、前週の同じ曜日と比べ1人減。3日現在、県内の感染者は延べ1万4823人で、入院患者は前日と変わらず6人、病床使用率は1・3%。