四日市市は1月15日、市内で10歳未満から60代の男女46人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。1日当たりの感染者数は、今年に入り最も多かった14日の38人を上回った。市内の感染者数は延べ3969人。
市保健所によると、年代別内訳は10歳未満1人、10代12人、20代23人、30代5人、40代3人、50代1人、60代1人。全体の78%が20代以下の会社員や学生などで、症状は無症状だった20代男子大学生1人を除き、他は軽・中等症。また、感染経路は同居家族や親族、友人などから感染した濃厚接触者は12人、接触者は2人だった。31人は感染経路不明。
40代無職の男性は昨年夏ごろに新型コロナウイルスに感染していたが、完治後、今回2回目の再陽性となった。感染経路は不明という。
市内の1月9日から15日までの1週間の感染者は計169人で、前週(同2日から8日=18人)と比較し約9倍。人口10万人当たりの感染者数は54.52人で、国の指標ではステージⅣ(感染爆発)に相当する段階に入っている。