三重県で157人感染 中学校部活でクラスターも

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 三重県は1月16日、伊賀市13人、名張市8人など県内で157人(四日市市発表分38人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。116事例目のクラスターが鈴鹿市内の中学校部活動で発生し、教員1人と生徒7人の陽性が確認された。前週の同じ曜日との比較では115人増加し、県内の感染者は延べ1万5855人になった。

 発表によると、感染者の市町別内訳は、四日市市38人、桑名市25人、伊賀・津・伊勢の各市13人、鈴鹿市12人、いなべ市11人、名張市8人、松阪市6人、東員町5人、川越・菰野の各町4人、亀山市3人、明和町2人。中学生以下の感染者は県全体で21人だった。

 伊賀市で陽性が確認されたのは、10歳未満が小学女児1人、10代が女子中学生と県外に通学する男子学生の2人、20代が会社員の男女3人と県外に通学する男子学生の4人、30代が県外通勤者を含む会社員の男女4人と介護施設の女性職員の5人、40代がパート女性1人。感染経路不明は13人中4人だった。

 名張市では10代未満が未就学の男児1人、20代が県外に通学する男性学生とアルバイト女性の2人、30代が県外に会社がある役員男性と女性保育士の2人、40代が福施施設の女性職員1人、70代が県外に会社がある女性役員とパート男性の2人。感染経路不明は8人中5人だった。

 入院患者は前日から12人増の88人で、重症者はいない。県内の病床使用率は19・3%。宿泊療養は4人増の75人、自宅療養は130人増の832人と急増している。