参加店舗を募集へ 四日市市のプレミアム付デジタル商品券 2月21日から

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 新型コロナウイルス感染症に伴う外出や営業の自粛で落ち込んだ地域経済の回復や市内事業者のキャッシュレス化を図るため、「四日市市プレミアム付デジタル商品券(通称・よんデジ券)」が、同市や四日市商工会議所などで構成する実行委員会により発行される。4月4日から市民限定で先行販売の受付が始まり、同実行員会では2月21日から参加店舗の募集をしていく。【定例記者会見で「よんデジ券」について話す森市長=四日市市諏訪町で】

 同商品券は発行総額70億円。総額の40%にあたる20億円分が上乗せ分で、販売単位は1000円で額面で1400円となる。1人当たりの購入上限は5万円(額面7万円)。全てスマートフォンなどデジタル端末でのやり取りとなり、店舗には専用の二次元バーコードが設置され、店舗側の設備投資は無し。

 参加店舗の登録資格は市内に実店舗のある小売店、飲食店、サービス業など。登録は無料で、2月21日から9月30日(金)まで。市では3000店舗ほどの登録を想定しているという。

 事務局や専用ホームページ(https://4digi-ken.jp)は2月21日に開設予定。申し込みはホームページの参加店舗向けのサイトから。同時にコールセンター(0120・769・603)も設置され、参加店舗へのサポートをする。また、3月上旬には、店舗向けの説明会の実施も予定している。

 定例記者会見で森市長は「地域の経済を支える上でも期待できる。キャッシュレス化も進め、市全体がデジタル化に対応できるようにしていきたい」と話していた。

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