第35回こうべ全国洋舞コンクール 1位を獲得 森幸香さん

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大会出場時の森さん=提供

 「おめでとう!頑張ったね」―。国内三大バレエコンクールの1つ、第35回こうべ全国洋舞コンクール女性ジュニア3部(10、11歳の部)で、1位を獲得した茉莉奈バレエスクール所属の森幸香さん(羽津小6年)。舞台袖で見守った同スクール代表のバレエ教師・田邉茉莉奈さんは、満面の笑みでねぎらいの言葉をかけた。努力を重ねてきた森さんは、「いつかYGP(10代のダンサー対象の世界最大国際バレエコンクール)ファイナルに出たい」と練習に励んでいる。

 3歳でバレエを始めた森さんの心に残る思い出は、シンデレラ役の田邉さんの衣装のスカートを持って舞台を走った初めての発表会。「小鳥の役で、上手に踊るより、ただ楽しかった」と記憶をたどる。手塩にかけて指導してきた田邉さんは、同コンクール出場に当たり、今後の成長のためにあえて苦手な動きのある「くるみ割り人形」の「金平糖のヴァリエーション」を選択。「シンプルな動きでごまかしが利かず、基礎をしっかりと見せる踊り。挑戦するからには1位を目指そう、とレッスンしました」と田邉さん。

 前日に予選通過を果たし迎えた5月5日の決選には、気を抜くことなく挑めたという森さんは「練習してきたことを発揮できた。もっと努力したい」と笑顔で話した。7月23日の同スクール発表会では、「フェアリードール」の主役を含め4作品に出演する。

※2022年7月2日(209号)発行 紙面から