【じもとの味発見】「間違いない味」を届ける 走るさかなやzuke工房shimizu

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 「お子さんが喜んで食べたなんて聞いたら最高です」と話すのは、四日市市内で移動販売や、三重県内のマルシェで販売をする「走るさかなや」を営む清水俊次さん(62)。忙しい生活の中でも簡単に魚料理を食べてもらおうと、膨大な情報量の中から確かな情報を選ぶぬき味付けした魚の販売、調味料の開発など、奮闘している。

 鮮魚を中心とした小売業で長く働いた経験を生かし、「もっと美味しい魚を食べてもらいたい」と55歳で早期退職。コストを抑え店舗は持たず、移動販売で「走るさかなや」を始めた。産地や加工場などに出向き、情報を仕入れ、自分の目と舌で魚や味噌などの調味料の質を確かめ「これなら間違いない」と思うものだけを選ぶ。

 買ってくれる人に美味しい食べ方を伝え、会話の中からヒントをもらう。「切り身の大きさや好みの味など、家庭で求められていることを学べます」と細かい要望にも応えられるよう努める。さわらの味噌漬けやサバみりんなど味付けした魚を冷蔵庫から出して焼くだけの便利さが好評で「子どもが喜んで食べた」と言われることがうれしいそうだ。

 曜日を決めて四日市市内を巡回販売するほか、同市新正の居酒屋「風と島人」の朝市や富洲原の練り物販売店の「半平や」での軒先販売やマルシェにも出店し顧客を掴んでいる。問い合わせなどはFacebookやInstagramで「#走るさかなや」「#zuke工房shimizu」で検索しDMで受け付けている。

銀鱈のホイル焼き 

【材料】 銀鱈味噌漬け4枚 アスパラ4本、玉ねぎ半分、しめじ1パック

①アスパラは下から4分の一皮を剝き3センチくらいに切る

②玉ねぎをくし切りにし、しめじを好みの大きさに割く。

③アルミホイルに玉ねぎを乗せ、銀鱈の味噌漬けを置き、アスパラとしめじを乗せ、魚焼きグリルで10分焼く。