すぐに使えるよ 大先輩の会社からアンプ寄贈

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 三重県四日市市尾平町の県立四日市商業高校に4日、体育祭や文化祭などの校内行事で使えるワイヤレスアンプセットが2台寄贈された。スピーカーは1台あたり最大60ワットの出力で、コンサートなどでも使えそう。学校では5日から文化祭が始まるため、渡邊浩司校長は「さっそく活用させていただきます」とうれしそうだ。【ワイヤレスアンプのセットを寄贈した伊藤製作所の伊藤澄夫社長(左)と渡邊浩司校長】

 アンプとスピーカーがある本体は持ち運びやすいように車輪が付いており、1メートルほどの三脚に組み立てて使う。会場の大きさに合わせて、1台ずつでも2台同時に使うこともできる。

 寄贈したのは同市広永町で自動車などの関連用品や金型製作をしている伊藤製作所。昭和30年代に卒業した大先輩の伊藤澄夫さん(80)が社長を務めており、毎年、母校の卒業生が就職している縁もあって、これまでにも校旗や校長室の前にある賞状の陳列棚などを寄贈してきた。伊藤さんは「今の企業は若い人材を取れるかどうかで将来が決まる。そんな時代に、いつも優秀な人材が母校からきてくれてありがたい」と話していた。