帆船と冒険へ 「なばなの里」の大型イルミネーションが点灯

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 三重県桑名市長島町駒江の「なばなの里」で10月22日から恒例の大型イルミネーションが始まる。21日夜、関係者らを招いた内覧会があり、今季のメーンテーマ「天空の船」が公開された。幅約150メートルのLEDスクリーンの中央が立体的な船型に組み立てられ、帆船が入場者をさまざまな冒険に連れて行ってくれるストーリーを展開する。【青い地球の海を帆船が出航する場面。多くの人が見守った】

 メーンテーマのエリアは約2万6400平方メートルの広さがある。スクリーンの最も高いところが船の帆にあたり、約35メートル。船だけでも幅約30メートル、奥行き約40メートルの大きさだ。帆船は青い海、炎の海を越えて宇宙へ。大きなクジラや、「富嶽三十六景」を思わせる荒波の景色なども現れる。

 毎年、クリスマスのころは混雑するため、今年初めて、12月23~25日を特別営業とし、前売りで日付指定券を販売する。周辺の渋滞を減らし、ゆったりと園内を見てもらうという。11月15日からコンビニチケットや電子チケットで販売、3日間はこのチケットでのみ入場できる。チケット代は小学生以上1人5000円(2000円分の金券、ベゴニアガーデン入場特典付き)。ベゴニアガーデンではこの3日間のために、華やかなリーガースベゴニアでつくる高さ5メートルのクリスマスツリーを展示するという。大型イルミネーションは来年5月31日まで。