萬古焼を使ったハンドメイドアクセサリー 海星高校生がネットショップで販売

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 萬古焼の廃材を利用したピアスなどのアクセサリーを海星高校(四日市市追分)の生徒が制作し、ネットショップで販売した。高校生のためのビジネス体験プログラムの一環で、予想を超える注文に、「試行錯誤した成果を感じる」とやりがいを感じている。【商品を手にする桐生君(左)と寺輪さん=四日市市追分】

 認定NPO法人 金融知力普及協会が企画した高校生が考えた商品をネットショップで販売する「リアビズ高校生模擬起業グランプリ」の一次審査に、国際数理コースの2年生が、授業の一環でエントリー。桐生堅仁君と寺輪きらりさんら5人が、地場産品の萬古焼について調べ、後継者不足や販売数の減少に直面していることを知った。 

 窯元で、わずかな色むらなどで廃棄される廃材がたくさんある光景を目にした5人。鮮やかな色で、素材としても丈夫であることも魅力に感じ、アクセサリーにし、萬古焼の魅力を伝える案をまとめた。一次審査を通過し、窯元から提供された廃材を自分たちで砕き成形し、ヘアゴム、ピアス、イヤリング、タイピンに仕上げた。ネットショップ「BASE」内のページ「ピュルテ海星」への掲載は、SNSの投稿のように簡単にはいかず慣れない作業に困惑。価格設定や商品の見せ方などを真剣に考えた。

 11月にネット販売を開始。各自のSNSで「#ピアス」など思いつく限りのハッシュタグをつけると、初日から10個の注文が入り品薄状態に。メンバーのうち3人が留学し、制作や発送などの実務ができるのは2人だけ。サッカー部に所属している桐生君は勉強と部活とショップ運営で多忙を極め、商品づくりは家族の手も借りているそうで「経営のノウハウがわかり、やりがいがある。進路選択の幅が広がった」と笑顔で語った。

 商品の販売は現在、終了しているが下記二次元バーコードで商品画像をみることができる。問い合わせは同高TEL059-345-0036へ。