四日市滞在制作演劇 「でたらめな神話」上演

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 京都の劇団「MONO」の団員や、東京の俳優らが四日市市に滞在し、同海山道町の三浜文化会館で制作した「でたらめな神話」が、2023年1月10(火)、11日(水)に市文化会館(同安島)で上演される。宮崎県立芸術劇場で制作上演された作品を、原作者でMONO代表の土田英生さん(55)が、四日市近隣にある設定の架空の町を舞台にリメイクした。【写真・稽古中の宮璃さん(左)と土田さん=提供写真】

 市文化まちづくり財団による企画で、アーティストが一定期間滞在し、常時と異なる文化環境で作品制作する「アーティスト・イン・レジデンス」に近い試み。マンスリーマンションと職員の親戚住居などを活用し、四日市オリジナルの作品が仕上がった。方言指導を担い、出演もする市内在住の俳優・宮璃アリさん(47)は、「皆、四日市弁のセリフに苦労しつつも、稽古を重ねて地元の人みたいになってきました」と話す。

 一人の移住者によって町の人間関係が少しずつ崩れていく様を描き出す群像喜劇。キャストには、演出を務める土田さんらMONOの団員他、同市出身の俳優・松永渚さん(31)、22年秋に紫綬褒章を受章した劇作家で演出家のマキノノゾミさん(63)ら多彩な顔ぶれが揃う。

 同会館第1ホールの舞台上にステージと客席を設置する「小劇場」さながらの上演で、定員は各日100人程度。午後7時開演。一般2,750、22歳以下1,100円。チケットは同会館で販売している。問い合わせは同会館TEL059-354-4501へ。

(2022年12月3日発行 YOUよっかいち第214号より)