日本語もお見事、自らの意見伝える、四日市大学で留学生の弁論大会

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 四日市大学留学生日本語弁論大会が12月24日、同大学の311教室であり、留学生9人が日本語で自らの意見や提言を述べた。発表者の留学期間は1年余から4年近くと違いはあるが、だれもがしっかりした日本語を駆使し、家族のこと、社会のことについて体験を交えながら語った。【表彰式の舞台で各賞を受ける留学生たち=四日市市萱生町】

 四日市大学主催で今回が第19回目。四日市市、四日市北ロータリークラブ、国際ソロプチミスト三重-北が後援した。大学には現在、170人余の留学生が在籍しているといい、会場には100人を超す友人らが集まって拍手を贈った。発表と表彰までの間には、留学生のヴ・ティ・タン・ニャンさんによるベトナムダンス「バン・トロイ・ヌック」の披露や、結成して間もない四日市大学吹奏楽団の演奏があり、応援の気持ちを伝えた。

 弁論で競った9人は、三重大学、鈴鹿大学から各1人と四日市大学の7人。自らの生き方、国際社会に対して思うことなどを、家族とのつながり、富士山に初めて登った経験、男性に尾行されて女性として危険を感じたことなど、自分の体験と関連づけてまとめ、聴衆をひきつけた。

 審査の結果、四日市大学学長賞には「日本の少子高齢化をどう解決するのか」のテーマで語った中国のリュウ・キンさん(四日市大学1年)が選ばれた。母国の中国でも今後避けられない課題を日本を例にして分析する内容だ。(表彰式のあと、記念写真の撮影に応じるリュウ・キンさん(左)と岩崎恭典学長)

 四日市北ロータリークラブ賞には「愛と優しさ」のテーマで語ったスリランカのドダンムラゲー・ディルシャーン・アカランカさん(四日市大学1年)、国際ソロプチミスト三重-北賞には「飛び立て!迷信の文化から」のテーマで語ったネパールのタパ・マガル・デビ・クマリさん(鈴鹿大学3年)が選ばれた。