レスリングの藤波朱理選手が天皇杯3連覇を四日市市長に報告

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 三重県四日市市出身のレスリング選手、藤波朱理さん(19)が1月4日、市役所に森智広市長を表敬訪問し、昨年12月の「天皇杯令和4年度全日本レスリング選手権大会」の優勝を報告した。藤波さんは大会3連覇で、自身の連勝記録も106に伸ばした。この大会はパリ五輪代表1次選考会としての位置づけにもなっており、藤波さんは「代表権を取るのが今年の一番の目標」と話していた。【森智広市長(左)に天皇杯3連覇の報告をした藤波朱理さん。右は父でコーチの俊一さん=四日市市役所】

 藤波さんは現在、日本体育大学に所属しており、同大のコーチでもある父の俊一さんと市役所を訪れた。2022年12月22日~25の日程で東京で行われた大会の53キロ級に出場、元世界王者の奥野春菜選手(自衛隊体育学校)を完封で破って優勝を決めた。

 藤波さんは、パリ五輪への最初の選考会での結果には満足しつつも、「今回分かった課題に集中していきたい」と先を見据えていた。俊一さんは「日本の選手のレベルが高く、日本で勝つのが大変。気を許すことなくやっていきたい」と話した。

 藤波さんは年末に帰省し、家族で食事をし、地元の友人とも久しぶりに再会したという。四日市の海で初日の出も見たといい、「きれいでした」。ふるさとで英気を養うことができたようだ。

 藤波選手はレスリング指導者の父俊一さんと、世界選手権の銅メダリストでもある兄の勇飛さんの影響もあって4歳からレスリングを始めた。中学生の時に全国レベルで頭角を現すと、中学2年の時を最後に公式戦では敗れたことがない活躍を続けている。