新図書館基本構想策定事業費など補正予算の追加で森智広市長「大きなステップ越えた」

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 三重県四日市市は、開会中の市議会に2023年度一般会計補正予算案を追加上程し、現在、審議中だ。近鉄四日市駅東の旧スターアイランド跡地に建設が予定されている中心市街地拠点施設の基本設計や、新図書館の蔵書規模やサービス内容、運営手法などを検討する新図書館基本構想策定事業費など約2億4310万円を含んでいる。森智広市長は3月9日の定例記者会見で「このタイミングで予算をのせることができ、大きなステップを超えたと思っている」などと語った。【定例記者会見で語る森智広市長=四日市市役所】

 森市長は「本来は昨年秋ごろに上程したかったが、近鉄グループ側との話し合いが継続状態になり、このタイミングになった。当初予算に追加でき、安どしている。大きなステップは越えたと思っている」などと話した。近鉄グループ側とは3月中に覚書締結などに進む目途が立ったと考えているとも話し、「次回の定例記者会見(3月28日)までにはできているのではないか」とも語った。今後、新図書館に対する市民の声などを反映させることも推進させていくとした。

 補正予算案によると、新図書館は近鉄グループ側が計画する建物の3~8階に交流機能も含む新図書館などの複合的な施設が入る。1,2階には観光機能施設や名品館が入る。施設全体の基本設計のうち、図書館に起因する設計費用1億円余を市が負担する。また、新図書館を含む複合的な中心市街地拠点施設、観光機能施設の基本設計委託料を1億4300万円とした。

 

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