四日市のNBC災害即応部隊が伊勢志摩へ、G7交通大臣会合の警戒応援

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 G7三重・伊勢志摩交通大臣会合での消防特別警戒を応援するため、6月16日朝、四日市市消防本部の南消防署からNBC災害即応部隊が伊勢志摩方面へ出発した。出発にあたっての発隊式には森智広市長や、人見実男消防長ら消防本部の幹部らが出席し、出発する隊員たちを見送った。【出発を告げる報告をする隊員たち=四日市市塩浜】

 発隊式で森市長は「このような大きな舞台に四日市から向かうことは大きな誇りで、みなさんも普段以上の訓練を重ねられたと聞きました。重要な任務を遂行していただきたい」とあいさつした。(隊員たちを前にあいさつする森智広市長)

 派遣されるのは、6月18日までの会合期間中、二交代で警戒にあたる隊員26人と、車両4台。発隊式に臨んだ指揮隊長の保井裕樹さんら13人の隊員が人見消防長に出発を告げる報告をした。人見消防長は「24時間、気を抜けない任務だが、プライドをもってやってください」と激励した。

 南消防署に配属されているNBC災害即応部隊は、三重県内で唯一、NBC(核、生物、化学物質)の災害に対応できる力を備えている。