常設展示観覧者のべ100万人を達成 四日市市立博物館 今年度で開館30周年

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 四日市市立博物館(同市安島)の常設展示観覧者が6月24日午前11時5分ころ、のべ100万人を達成した。100万人目の来館者の際には、常設展示室入り口でセレモニーが開かれた。【常設展示の100万人目の観覧者となり、記念撮影をする有松さん一家(四日市市立博物館提供)】

 100万人目となったのは、同市平津新町から家族と一緒に来館した有松杏さん(8)。同館に訪れたのは2回目で、プラネタリウムを観覧した後に常設展を見に来たという。有松さんには記念品が贈られ、常設展示室の入り口で、四日市市の森智広市長から、オリジナルグッズやプラネタリウム招待券などが記念品として手渡された。

 セレモニーでは「常設展観覧者100万人達成」と書かれたパネルの前で記念撮影も。有松さんは「びっくりした。記念品をもらってうれしい。ありがとうございます」と感想を話していた。

 現在の同館常設展では、四日市のまちの発展と、そこに住む人々のくらしの変化を感じられる、体感型の常設展「時空街道」、文化勲章受章作家で、四日市市名誉市民の丹羽文雄(1904~2005)の業績を、永く伝えていくことを目的に2006年12月オープンした「丹羽文雄記念室」などがある。