四日市のわかば共同作業所にホンダオートボディー労働組合から寄贈、生活しやすいようにと踏み台や倉庫、雨除けひさし

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 三重県四日市市西阿倉川の「NPO法人わかば わかば共同作業所」に、同市上海老町のホンダオートボディー労働組合から寄贈があり、6月29日、贈呈式があった。労組と作業所で何度も話し合い、何が今必要かを考えての贈り物という。【贈呈品の目録を交わすホンダオートボディー労働組合の松本猛副執行委員長(右)とわかば共同作業所の瀬古雅之所長=四日市市西阿倉川】

 贈呈式には作業所の利用者10余人も出席した。ホンダオートボディー労働組合副執行委員長の松本猛さんによると、同労組では助け合いの気持ちを大切にしており、組合員のカンパを利用して福祉や環境などに関する寄贈を続けているという。松本さんがあいさつで寄贈の趣旨を説明し、目録を贈呈。受け取った作業所の瀬古雅之所長が「何度も労組から来ていただき、何が必要かを聞き取って提案していただいた」などとお礼を述べた。

 寄贈されたのは、作業所の窓の下に取り付けた踏み台。窓から荷物の出し入れをしているが、50センチ以上の段差があるため、足場になる踏み台を設置した。天候の関係で設置はこれからだが、踏み台の上に雨除けひさしを取り付けるという。また、資材や荷物を入れる倉庫も作業所の横に設置してもらった。(あいさつする松本猛さんの後ろに踏み台、画面中央奥に倉庫。雨除けひさしはこれから設置される)

 

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