バトンの世界選手権大会で英国へ、四日市のチーム「Baton Team Grace」の藤田陽菜さん

1956

 英国のリバプールで8月に開催される「2023年IBTF世界バトントワーリング選手権大会」に、四日市市のチーム「Baton Team Grace」の藤田陽菜さん(山手中学2年)の出場が決まり、7月14日、チーム代表の佐久間佳代さんと共に四日市市役所を訪れ、森智広市長らに報告した。【世界選手権出場を報告した藤田陽菜さん(中央左)。藤田さんの右がチーム代表の佐久間佳代さん=四日市市役所】

 藤田さんは、3月に静岡県で開催された代表選考会で出場権を得た。4歳からバトンを始め、「難しい課題にひとつひとつ挑戦して、できた時がうれしい」とこの競技が好きになった。1日約3時間の練習を毎日続けているという。

 世界選手権大会で出場する種目は「スリーバトン」。その名の通り、3本のバトンを操りながら1分半の演技をする。3本のバトンを同時に宙に浮かせ、限られた瞬間に自ら演技をし、落ちてくるバトンを受けとめる難しい技にも挑戦する。世界バトントワーリング選手権大会は8月9日から13日までの開催。IBTF加盟国は約40カ国という。(ポーズを決める藤田陽菜さん)

  「Baton Team Grace」は四日市市下之宮町の「あさけプラザ」を練習拠点に活動しているバトントワーリングのチーム。「より輝き・より美しく花開こう」をモットーに、競技会のほか地域のイベントにも協力しているという。現在、40人ほどが練習している。