四日市の「松原石取祭」始まる、にぎやかにゴンチキチン、7月16日まで

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 「松原石取祭」が7月14日、三重県四日市市松原町の聖武天皇社前の「叩出し」で始まった。地域の若い男女が祭りの担い手で、午後8時、威勢よく太鼓や鉦の音を響かせた。15日は町内巡行の試楽・町練り、16日には地区内巡行の本楽団体行動がある。【にぎやかに叩出しが始まった聖武天皇社前=四日市市松原町】

 松原連合自治会、松原石取り祭り実行委員会・氏子総代会の主催。14日は午後7時前から祭車が聖武天皇社前の道路に集結し始めた。高校生以上の大人が操車するという祭車が5台、これに小ぶりの「西平」の子ども祭車を加えた計6台がそろい、午後8時と同時に一斉に祭車に取り付けた太鼓や鉦を打ち鳴らし、ゴンチキチン、ゴンチキチンと、祭りの幕開けを告げた。(手前は西平の子ども祭車。小学生らが太鼓などを鳴らした)

 関係者によると、奈良時代、東大寺大仏の造立の詔を出したことでも知られる聖武天皇の行幸があったとき、地元の人たちは太鼓や鉦などの鳴りもので歓迎したという。祭車などに桑名の石取祭の影響もあるといわれるが、地域の人たちは、奈良時代に起源をもつ歴史ある祭りを誇りにしているという。

 15日は午後3時から松一、同4時半から松二、同5時から松三、東洋、西元、西平のように試楽町練りがあり、16日は午後5時40分から聖武天皇社前に祭車が集合、午後6時から叩出し順次出発で地区内を練る。イオンモール四日市北の駐車場北寄りでは、午後8時から同9時まで、一般の子どもや人も太鼓や鉦を叩く体験ができるという。