障害突破とロープブリッジ救出で初出場 全国消防救助技術大会 四日市市消防本部の救助隊員

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 四日市市消防本部の救助隊員が先月27日に三重県消防学校で開催された「第51回消防救助技術東海地区指導会」で、優秀な成績を収め、8月25日に北海道札幌市にある札幌消防学校を会場とした「第51回全国消防救助技術大会」へ出場することが決まった。東海地区指導会で障害突破で19の消防本部中1位だった中消防署、ロープブリッジ救出で27の消防本部中2位だった北消防署の隊員らが、全国の舞台へ挑む。四日市市消防本部では同種目での出場は初で、大会へ出場する隊員らが8月9日、四日市市役所を訪れ、森智広市長に出場報告をした。【森市長からの激励を受け、大会へ向け熱い思いを話した隊員ら=四日市市諏訪町】

 ロープを伝って移動し、要救助者を助けることを想定したロープブリッジ救出では時間や安全項目を競う。障害突破は高い塀を越えたりし、減点項目が多いが、四日市市消防本部の救助チームは、東海地区で圧倒的な成績を残したという。

 これまでに、全国消防救助技術大会出場はあったが、この2種目での出場は四日市市消防本部としては初。隊員らは、「東海地区で出した成績を上回り、日頃の訓練の成果を発揮したい」「磨いてきた技術をさらに磨き、気を引き締めて臨みます」「支えていただいた方々に恩返しできるよう頑張ります」と、森市長に出場報告とともに大会へかける熱い思いを話した。

 また、訓練中に、近くを通りかかった市民から「この前の大会はどうでしたか」と声をかけられ、「全国大会に行くことになりました」と伝えると、「おめでとう」と言われたこともあったという。出場報告の際には、タブレット端末で、東海地区指導会での訓練の様子を動画で紹介。森市長は「全国では日頃の訓練の成果を発揮し、名を残してほしい」と隊員らを激励した。