迫力ある動きに歓声も 四日市市の鳥出神社鯨船行事の町練り 境内での本練りは台風接近で中止に

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 三重県四日市市にある鳥出神社の鯨船行事で、8月14日に町練りがあり、絢爛豪華な装飾の山車や迫力ある動きに、見学者や地域の人が時折、歓声を上げるなどして注目していた。15日には神社境内での本練りが予定されていたが、台風接近のために中止となった。【迫力ある動きと絢爛豪華な装飾の山車(写真は権現丸)=四日市市富田】

 鯨船は江戸時代の捕鯨を模したとされ、国の重要無形民俗文化財でユネスコの無形文化遺産に指定された「山・鉾・屋台行事」のひとつでもある富田地区の「鳥出神社の鯨船行事」に登場するのは、神社丸、感應丸、神徳丸、権現丸。鯨船山車と、鯨との攻防が繰り広げられる勇壮な行事だ。

 毎年8月14日と15日に開催されるが、台風の影響で、15日の本練りは中止となることが公式ホームページなどで発表された。それでも、14日の町練りでは、各町の山車を見ようと、地域住民や見学人が訪れていた。絢爛豪華な装飾、迫力ある動きをスマートフォンで撮影したり、歓声を上げて見ている人も。見学していた舘奈々美さん(21)と舘あゆみさん(19)は、子どものころに「姫鯨」を担いでいたそうで「今日も父が船に乗っています。やっぱり面白いですね」と笑顔で話していた。

【笑顔で鯨船行事の町練りをみる見学者】

 鳥出神社の鯨船行事について、市の公式ホームページ(https://www.city.yokkaichi.mie.jp/kyouiku/kujirabune/index.html#)では、まつりの流れなど、鯨船行事について紹介している。